深蒸し静岡茶のおいしい入れ方|急須の基本と、夏の水出し緑茶の作り方

静岡県の牧之原・掛川エリア。見渡す限りの茶畑が広がる、日本一のお茶のまちです。

私はこの地域に仕事で通っています。茶畑のど真ん中でお茶を飲む「大地の茶の間」という体験をさせてもらったことがあるのですが——冬で、風が強くて、正直とても寒かった。それでも、摘まれたばかりの茶葉の香りと、畑の真ん中で飲む一杯は忘れられません。

その一杯に近づくために、家でできることがあります。お湯の温度と、待ち時間。 道具を買い足す必要はありません。


1. 深蒸し茶は「ぬるめ・短め」

静岡の主力・深蒸し茶は、茶葉を通常より長く蒸したお茶です。葉が細かく、成分が出やすい。だから入れ方の合言葉は「ぬるめのお湯で、短く」です。

基本の入れ方(2人分)

  1. お湯を一度冷ます — 沸騰したお湯を湯のみに注いで少し待つ(これで約70〜80℃に下がります)
  2. 茶葉は1人あたりティースプーン1杯(約2g)を急須へ
  3. 湯のみのお湯を急須に戻し、30〜40秒待つ — 深蒸しは成分が出やすいので長く待たなくてよい
  4. 最後の一滴まで注ぎ切る — うまみは最後の一滴に。注ぎ切ると2煎目もおいしい

やりがちな失敗: 熱湯をそのまま注ぐ(渋みが強く出る)/長く待ちすぎる(苦くなる)/急須にお湯を残す(2煎目が渋くなる)。この3つを避けるだけで、同じ茶葉でも味が変わります。

2煎目・3煎目

2煎目は待ち時間ほぼゼロで、すぐ注いでください。1煎目より少し熱めのお湯だと香りが立ちます。良い茶葉は3煎目までおいしく飲めます。


2. 夏の正解、水出し緑茶

暑い季節にすすめたいのが水出しです。水でゆっくり出すと渋み成分が出にくく、甘みとうまみだけが引き出されます。カフェインも控えめになるので、夜の一杯にも向きます。

作り方(麦茶ポットでOK)

  1. ポットに茶葉10g(ティースプーン山盛り3杯ほど)を入れる
  2. 水1リットルを注ぐ
  3. 冷蔵庫で3〜6時間(寝る前に仕込めば朝できあがり)
  4. 茶葉を取り出して、その日のうちに飲み切る

深蒸し茶は水出しでも色がきれいに出るので、来客のグラスにも映えます。


3. この入れ方が生きる茶葉

まちーくセレクトの静岡茶は、掛川・牧之原の深蒸し茶を中心にした3段階のギフトです。贈答用としてだけでなく、自宅の「日常を一段上げる一本」としてもどうぞ。

段階 内容 価格(税込)
一番摘み煎茶 100g×2本 ¥3,980
八十八夜深むし茶×2+一番摘み煎茶×1 ¥6,980
煎茶八十八夜・深むし茶・一番摘み 各100g(三種飲み比べ) ¥8,980

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まとめ|温度を下げる。それだけで茶畑に近づく

深蒸し静岡茶は、ぬるめのお湯で30秒。夏は水出しで一晩。

特別な道具はいりません。あの茶畑の真ん中の一杯には届かなくても、台所で半歩近づくことはできます。

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▼ まちーくセレクトについて 地域コンサルタントとして現地に入り続けてきた人間が、 関わったまちで出会ったものだけを厳選してお届けします。 知っているから選べる。関わっているから続けられる。

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